2011-05-07

「自殺者3万人を救え!今、法律家にできること」が分科会から7月集会アフター企画に変更になりました。

場所:京都教育文化センター103号室

時間:7月18日(月・祝)14時00分から16時00分

日本の年間自殺者数は3万人以上で、交通事故年間死亡者の5倍以上です。1日に約90名が自殺していることになります。
日本では20代30代の死因第1位は自殺なのです。

このように、自殺は、いつ私達の周囲で起こってもおかしくない程身近な問題です。今このときにも私達の身近に「死にたい」と思ってしまう程悩んでいる人がいるかもしれません。にもかかわらず、私達は、いったいどれくらい自殺について知っているでしょうか。あまり、具体的にイメージできる人は少ないのではないでしょうか。
そこで、アフター企画では、自死遺族でもあり、ご自身も元配偶者の借金に苦しんだ経験を持つ弘中照美さんの声を聞くとともに、生越弁護士に、自殺の社会的要因と弁護士としての自殺対策についての関わり方について講演していただきます。


自ら命を絶つ程、追い詰められている人達のことを

少しでもいいので、知ってください。

講師紹介
生越 照幸 弁護士 
扱う事件は、自死遺族支援、過労自殺など、自殺に関するものが中心の弁護士。2006年から自殺対策支援センター「ライフリンク」のメンバーとして、『自殺実態白書』の作成に携わる。2008年9月には、残業代の請求を通じて過労問題を事前に解決するため、「残業代110番」を立ち上げた。2010年自死遺族弁護団を設立。多重債務による自死をなくす会コアセンター・コスモスの副理事でもある。各地で自殺予防についての講演等を行っている。大阪弁護士会所属。2005年弁護士登録。

弘中 照美 さん 
自死遺族であり、自らも精神的に追い詰められリストカットを繰り返したことがある。2007年3月「多重債務による自死をなくす会」を設立。ボランティアでの電話相談を行い、相談内容に応じて弁護士や司法書士を、心の病を抱えている人には医療機関を紹介する活動をしている。また、残された遺族の心の支援にも取り組んでいる。著書に岩波書店の「お金のために死なないで」がある。


財団法人 京都教育文化センター 103号
〒606-8397
京都市 左京区 聖護院川原町4-13
TEL 075-771-4221 / FAX 075-771-4224

京阪電車「神宮丸太町駅」より 5番口より徒歩3分

JR「京都駅」より
・JR奈良線で「東福寺駅」下車、京阪電車に乗換「神宮丸太町駅」5番口より徒歩3分
・市営地下鉄で「丸太町駅」下車、市バス202・204・65・93系統で「丸太町京阪前」下車、徒歩5分

阪急電車「四条河原町駅」より
・徒歩にて「京阪電車祇園四条駅」より「神宮丸太町駅」5番口より徒歩3分
・市バス201・31・203系統で熊野神社前下車、徒歩5分