2011-07-01

ののさんシンポジウムに参加してきました!

みなさん,こんにちは。
子どもシェルター部会です。
先日,6月25日に,子どもセンターののさんの設立記念シンポジウムが開催され部会のメンバーもお邪魔してきました。
すごく素敵な会でした。
でも,私の下手な文章ではその素敵さが伝わらないので参加したメンバーの感想で内容をお伝えします。



普段は見ることのできない日本舞踊があったり,子どもシェルター開設の第一人者である坪井節子先生の講演,全国各地のシェルターに携わる方々のパネルディスカッションと,盛りだくさんの内容でした。 
印象に残ったのは,パネルディスカッションにおいて,ピピオ(広島)の戸田慶吾先生が,ずっと「シェルターがあるといい」とは言っていたが,最近になって「シェルターを作りたい!」という若手が出てきたから,シェルターを作ることができたとおっしゃっていたことです。主体的に動かなくては実現しないし,みんなで行動に移すことの重要性を改めて認識しました。
これからの運営資金をどうするかなど,まだまだ課題は山積しているようでしたが,若手の弁護士の「シェルターを作りたい!」という意気込みを感じることができるシンポジウムでした。



今回のシンポは、全国の子どもシェルターの先生方が勢ぞろいで圧巻でした!!!
私は、まさか皆さんおそろいだとは知らなかったので、とてもびっくり&嬉しかったです。
シェルターの先生方が、まさに、全国にシェルターを作ろう!という一丸となったお気持ちでいらっしゃることがひしひしと伝わってきました。また、坪井先生のお話は、ほんとに何度聞いても感動的で、涙が出そうになってしまいました。
「あなたが生きててくれて、私は嬉しく思うよ」って子ども達に言ってあげたい気持ちでいっぱいになりました。
子ども達は、みんな、愛されたくて、自分を認めてほしくて、すねたり道に迷ってたりしてしまうんですよね。
とても素晴らしいシンポジウムでした!!!


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シンポジウムでの坪井先生のお話は感動してかなりウルウルしてました。
懇親会でカリヨンの職員の方が、
「帰ったら夕飯の匂いがする。」
「風邪をひいたら心配してくれる。」
「などの我々が当たり前と思っている経験をしたことがない子供たちがいる。」
というお話が切なく、記憶に残ってます。



シンポジウムには,既存のシェルターを運営されている先生方だけでなく,シェルター設立計画中の,大阪・福岡の先生が来られていて,シェルターの全国への広がりを感じることができました。 あと,我々は打ち上げにも参加させていただいたのですが,そこで,子ども関係の公私各施設の方,教育・芸術・法律など各分野の先生方,シンポジウムの手伝いに来られていた学生さんたちと,我々にとっては異分野の方のお話を聞くことができました。

このような,地域・分野を越えて,みんなで協力して,子どもたちのために力を尽くしていることが,素晴らしいと思います。



以上,どうでしたか,みなさんに伝わりましたでしょうか?
とうとう,今月になりましたが,7月集会の子どもシェルター部会では,ののさんの吉田雄大弁護士,パオの高橋直紹弁護士にシェルター開設までの経緯,シェルター運営の苦労話などなど色々お話いただこうと思っています。
子どもの権利に興味がある方だけでなく弁護士ならではの様々な社会活動,あるいは異分野交流に興味がある方もお話を聞きにきてください。

部会の一同でお待ちしております